さっき注意したよね?
そう思いながら、私は息子の顔を見た。
「ごめんなさい」
ちゃんと謝る。ここまではいい。
問題はそのあとだ。
数秒後。
「……あのね」
いや、切り替え早すぎない?
今、まだ反省の時間だよね。
でも本人はもう次の話題に進んでいる。
しかも楽しそうに。
この切り替えの早さは、
男子校に通う一人息子の日常だ。
外では「しっかり者」と言われているらしい。
学校でも部活でも、それなりに評価は高い。
けれど家では、靴下は裏返し、
同じことを何度も注意される。
それでも叱られると素直に謝る。
そして数秒後には、
何事もなかったかのように話しかけてくる。
この生き物はいったい何を考えているのか。
それとも、何も考えていないのか。
私は心配性で、つい理由を探してしまうタイプだ。
だから息子の行動を見るたびに、
「なぜ?」が頭に浮かぶ。
でも最近は、
「男子って、そういう生き物なのかもしれない」
そう思うようになった。
理解しようとしすぎず、
少し離れたところから観察する。
このブログは、
男子校男子の不思議な日常と、
それを見ている母の記録です。
正解はわからないけれど、
今日も謎は増える一方。
そんな毎日を、
ここに書いていこうと思います。


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